フランス人はなぜマスクをつけないのか? 「感染防がない」の奥にある本音

1:インターフェロンβ(東京都) [US]:2020/03/12(Thu) 18:38:27 BE:306759112-BRZ

 新型コロナウイルス感染の拡大に伴い、日本では、すでに外出時のマスク着用が「常識」となっている。
ところが、同じく感染が深刻なヨーロッパでは、いまだにマスクをした人を滅多に見かけない。
それどころか、ネットに散見されるように、マスクを着用したイタリア議員がひどい野次を浴びたり、
スイス評議会がマスクを着けていることを理由に議員に退場を命じたりという「マスク差別」まで発生している。
この違いはいったいどこから来るのだろうか。

◆「マスクは感染予防に意味がない」

 フランス人になぜマスクをつけないのかと尋ねれば、一番に彼らが挙げるのは「マスクの着用は感染を防がないから」という理由である。

 3月2日付のル・モンド紙にあるように、フランス厚生大臣オリヴィエ・ヴェランは、
マスクの着用は「リスクがあるとみなされたゾーン(中略)に滞在した人が、帰国してから2週間」と、
「感染者」にのみ勧められると当初より発言しており、
「リスクあるゾーンへ渡航していない非感染者のマスクの着用は勧められない。効果が実証されていないからである」とも明言している。
 

中略

◆敗北を認めたくない反抗心

懐疑心の強いフランス人だが、ことマスクに関しては「感染予防に役立たない」という教えをうのみにする人が多いようだ。

そうしてフランス人持ち前の反抗心は、マスク不足を避けようと画策する政府にではなく、
病気を象徴するマスクに向かっているように見える。

つまり、彼らにとって、「マスクをしている=感染者」であり、それはすなわち危険な存在なのだ。
最初に書いた「マスク差別」が生まれる土壌はまさにここにある。
同時に、自らがマスクをつけることは、病気であると認めること、つまり敗北を意味するのだ。
たとえるなら、歩けなくなるぎりぎりまで杖をつくのを拒む心理に似ているかもしれない。

フランス人はなぜマスクをつけないのか? 「感染防がない」の奥にある本音

※全文はソースで
https://newsphere.jp/national/20200312-2/

続きを読む

Source: その他まとめ