転売ヤー、今度は給付金申請のためのカードリーダーを標的に
給付金申請「カードリーダ」が転売ヤーの標的に 「なくても大丈夫!」の声も政府はかねてより検討していた「特別定額給付金」の申請方法を開示。オンラインからの申請も可能となっているが、慣れぬ作業に戸惑いを感じている人も多いだろう。
なお、いわゆる「転売ヤー」たちは早速ビジネスの匂いを嗅ぎつけているようだ。■申請に必要なのは…
「外出自粛」が声高に叫ばれている現在。今回の給付金申請も、自宅からオンラインで済ませようという人は多いはず。
ちなみに総務省の公式サイトによると、オンライン申請には「受給権者(世帯主)のマイナンバーカード」「マイナンバーカード読み取り対応のスマホ」といったアイテムが必要となっているようだ。関連記事:DaiGo、転売ヤーに対し「あれはヤバい」 その理由に納得の声相次ぐ
■代用も可能だが…
スマホを使用しない場合は、PCとICカードリーダを併用することでも申請が可能となっている。しかし、これまで馴染みのなかったであろうカードリーダを持っている人はかなり少ないはず。
そこで現在、「転売ヤー」たちの中では同アイテムを転売するのがトレンドになっているという。そこで記者(私)が実際にフリマサイトをチェックしてみると…。■「金額」に驚いた
フリマアプリ『メルカリ』で「カードリーダ」の出品状況を調べると、確かに多数の商品が出品されている。定価に近い値段で出品しているユーザーも見られたが、定価から1,000円前後値上げをしている出品者がかなり多い印象を受けた。また「開封済み」でなく「新品未開封」の状態で販売している人が多いことからも、カードリーダの転売が盛んに行なわれていることが伺えるだろう。
■「無理に買わないで!」とストップの声
しかし、カードリーダが必要となるのは「スマホを使用しない」場合なので、スマホで申請が可能な人は無理に入手する必要はないのだ。
ネット上では、「申請にカードリーダが『絶対必要』と思ってる人は騙されて転売品買っちゃいそう」「無理に買わないで平気ですよ! まずはスマホで申請できるか確認してください」といった注意喚起の声が多数確認できる。
新型コロナウイルスの騒動が起こり、これまでもマスクの買い占めや転売などがたびたび問題視されてきた。人の弱みにつけ込む「転売ヤー」は、転売で得られる微々たるお金より重要なものがあることに、いい加減気づいてほしいものだ。
(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)2020年05月06日 05時45分 しらべぇ
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12189-20162318836/#article
マジかー・・・。
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Source: ギャンブル1