投資家ジム・ロジャーズ氏、今度は週刊朝日でのインタビュー

1: 稼げる名無しさん 2020/05/29(金) 10:49:25 ID:OQFQRh4y9.net
【週刊朝日】 投資家 ジム・ロジャーズ 「国を閉じないスウェーデンを見習え」
「世界3大投資家」の一人とされるジム・ロジャーズ氏の本誌連載
「世界3大投資家 ジム・ロジャーズがズバリ予言 2020年、お金と世界はこう動く」。

今回は、ロックダウンがもたらした弊害について。

新型コロナウイルスの感染拡大対策では、ほとんどの国が過剰反応した。世界中の政府が誤りを犯した。

病気の治療法が、病気そのものより人間に悪影響を与えることは、時折あることだ。
都市のロックダウンによって経済活動を厳しく制限したことで、多くの国が事態を悪化させてしまった。

私が住むシンガポールも例外ではない。新聞を見ると、いくつかの企業が倒産すると書いてある。
シンガポールではよく知られた企業の名前もある。国を閉じたことの損失は大きい。
私がシンガポールのリーダーだったら、こんなやり方はしなかっただろう。

一方、スウェーデンは国を開き続けている。それでも、他国より悪い状況にあるようには見えない。

国を開き続けたスウェーデンは、北欧では死者数が突出して多い。それでも、「災害」と呼べるほどのものではない。
世界経済の収縮を受けてスウェーデンも経済的には無傷ではないが、他国が直面しているような経済的苦境に立っていない。

たしかに、新型コロナウイルスは恐ろしい。感染すれば死ぬかもしれない。特に、私のような高齢者は致死率が高い。
私も、コロナには感染したくない。ただ、私たちは古代から現在までの歴史で、たくさんの伝染病を経験してきたことは事実だ。

最近では、私たちは2009年に新型インフルエンザ(H1N1)の流行を経験している。
その時は航空会社が運航をやめたり、マクドナルドが営業を中止したりすることはなかった。つまり、世界は動き続けていたのだ。

多くの人はそのことを覚えていないようだ。だから、20年のコロナ・パンデミックでは、誰もがウイルスによって何らかの影響を受けてしまった。

コロナ・ショックで世界中の人々が閉じこもってしまったことは、最悪の状態だ。
それは、未来にわたって忘れることのできない出来事になってしまった。

なぜ、こうなってしまったのだろうか。なかなか良い答えは見つからないが、感染拡大が中国から始まったことも影響しているだろう。
トランプ米大統領は、中国に対して声を大きくして非難することが好きだ。彼が叫び始めたことで、米国のメディアの報道が過熱した。
それは、次第に世界中のメディアに広がってしまった。

09年の新型インフルエンザの時は、メディアもここまで過熱しなかった。世界規模のパニックも起きなかったのだ。
09年と比較して、なぜここまで報道が熱狂したのだろうか。私も知りたいぐらいだ。

歴史上、ウイルスの感染拡大対策で、世界全体が国を閉じたことはない。新しい感染症が流行しても、誰もが移動し、活動していた。

もちろん、国を開き続けることの問題はある。後知恵で意見を言うのが簡単なこともわかっている。
しかし、すべての人間を閉じ込めてしまったことで、別の問題が多くの人々に悪い影響を与えていることも事実だ。
企業の倒産が相次ぎ、職を失う人が増え、そして借金が積み上がってしまった。世界は深刻な景気後退に入った。

国を閉じたすべての政府は、何らかの誤りを犯したのである。

コロナ・パニックで、人々はインターネットやテレビ、新聞のニュースをよく見るようになった。

以前は世界経済の停滞があっても、ここまでひどくなることはなかった。事態を悪化させたのは、政治とメディアの責任が大きいと私は考えている。

※週刊朝日  2020年6月5日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/537dadc389426145e4331ca14b2ced136c25ab4a?page=1

1001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku

ジム・ロジャーズ氏がどう思っているのかは知らないけれど、やっぱり雑誌の主張を代弁してくれてるんだなぁと。
yaruyara_niyari

 出てくる媒体によって主張が違うものな。

 まぁそういう事なんだろう。

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Source: ギャンブル1