平成元年のテレビ欄」を最近の高校生が見たら「今と一緒すぎて吹いた」変わらないメンツとコンテンツ

1:2018/12/31(月) 12:30:39.08 ID:

一年の締めくくりである大晦日の新聞のテレビ欄には、その年の出来事や流行が表れます。平成の真ん中くらい「平成13年生まれ」で現在、高校生の私が大晦日のテレビ欄を振り返ってみたら……。
ノストラダムス祭りに首をかしげ、「DA PUMP」の紅白初出場におののき、ビートたけしさんの出まくりに驚愕。そこから見えたのは「テレビ、全然変わってないじゃん」でした。(高校生記者・永石真理愛)

◆変わらないメンツとコンテンツ
 
局ごとに見ると多少の変化はありますが、全体を見てみるとあまり出演者も番組の内容も変わっていないことがわかります。
特にビートたけしさんは毎年のように大晦日のテレビに登場しています。ビートたけしの文字をテレビ欄に見ない年の方が稀です。

ここまで毎年大晦日の番組に出演していると、大晦日のレジェンドと言っても過言ではありません。
他にもダウンタウンや明石家さんまさん、ナインティナインなどの第一線で活躍する人は昔も今も変わりません。

紅白も北島三郎さん、石川さゆりさんなど演歌の大御所、今は解散してしまったSMAPやAKB48などのアイドルグループも、お決まりのように、ほぼ毎年出場していました。

◆違いはガキ使くらい?

番組の内容も同じことが言えます。
紅白は平成元年以前からありますが、ガキ使や格闘技が定番化していきました。

「これが今年の大晦日のテレビ欄だよ」と平成元年の番組表を見せられても、違和感がないでしょう。
物心ついた頃から大晦日にガキ使を見るのが習慣の、ガキ使っ子の私にとっては、かろうじて元年にはまだガキ使がないことに時代の差を感じるくらいです。

◆紅白視聴率は47%から39.4%に
 
結論から言うと「平成の移り変わりを振り返るためにテレビ欄を見たのにあんまり変わってない!」。
もちろん、全部が全部一緒なわけではないです。しかし、新聞の縮刷版を抱えながら平成元年から今年までを振り返ったにしては、番組のメンツもコンテンツも変化が少ないように思われます。
  
近年、ネットの普及により若年層がYoutubeやInstagramといった他のエンタメツールに分散し、テレビを見る人が減少しています。その上、今はネットでテレビが見られます。
生まれた時からネットが身近にあった若年層がテレビ動画を見る手段としてネットに流れてしまうのも無理はないでしょう。

結局、ネットが普及する前からテレビに慣れ親しんだ視聴者層が、今もテレビを見ている。確実に数字が取れる方に流れてしまっているテレビ局の姿が見えてきます。
紅白について言えば、友だちと話していて「演歌興味ないから、紅白が演歌になったらガキ使にチャンネルを変える」という声をよく聞きます。

私も、毎年の大晦日は、ガキ使は録画バッチリの状態で、オンタイムでは紅白が演歌になったらガキ使を観て自分の好きそうな歌手になったらまた紅白に戻るという、チャンネル移動をしています。
演歌の枠って必要なの? と疑問に思ってしまいますが、老若男女に向けた番組である紅白にとって、外せない理由もわかる気がします。

でも、若年層の声を無視し続けていたら、視聴率は上がることはないはず。実際、紅白の視聴率(関東地区)は、平成元年の47.0%が、平成29年には2部が39.4%まで下がっています。

12/31(月) 7:00配信 一部抜粋
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181230-00000002-withnews-ent&p=1

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Source: 芸能2