中国製の巨大変圧器、米で謎の押収 連邦当局は理由明かさず

1: 稼げる名無しさん 2020/05/28(Thu) 17:04:55 ID:PxEq6Tpb9.net
2020 年 5 月 28 日 16:45 JST 更新

安全保障上の重大な懸念に沿った措置か 連邦当局は理由明かさず

 昨年夏、重さ50万ポンド(約226トン)以上の中国製変圧器が船で米テキサス州のヒューストン港に到着した。デンバーに電力を送るコロラド州の変電所に向かうはずのものだった。

 だが、変圧器はコロラド州に着かなかった。

 関係者によると、変圧器は連邦当局者が港で奪い取り、ニューメキシコ州アルバカーキのサンディア国立研究所に護衛付きトラックで輸送した。変圧器はジャンスー・フアペン(JSHP)・トランスフォーマー・カンパニー(江蘇華鵬変圧器)が製造したものだった。

 サンディアのエンジニアが何を発見したかや、押収の理由はまだ明らかにされていない。同研究所は航空電子部品大手ハネウェル・インターナショナルが運営し、米エネルギー省との契約の下で国家安全保障上の脅威を解決する任務を帯びている。電力会社が資金拠出する技術機関エレクトリック・パワー・リサーチ・インスティテュートのマイク・ハワード最高経営責任者(CEO)は、巨大で高価な変圧器が流れてくることは聞いたことがなく、極めて異例であるため、当局がセキュリティー上の重大な懸念を抱いていることを示唆すると述べた。

 また、ドナルド・トランプ大統領が1日に送電網に関して安全保障上の脅威となる機器の輸入・使用を禁止する大統領令に署名し、連邦政府がこれを執行し始めるなか、さらに多くの介入があるのかという疑問も浮上している。大統領令では、米国の「敵国」が影響を及ぼし管理しているとされる企業から調達した装置を公益企業が使うことを、連邦当局者が阻止する権限を認めている。敵国については名指しこそしていないが、主にロシアと中国を標的にしているとみられている。

 現旧の当局関係者やロビイストは、トランプ政権が貿易障壁を使って、送電網に関する安全保障を改善したい意向があると話す。中国製変圧器が送電網の要となる場所や、重要な軍の基地近くに使われる懸念があるからだ。

 カリフォルニア州にあるJSHPの米部門代表、ジム・カイ氏は巨大な変圧器がどこに運ばれたか知らなかったと述べた。サンディアに運ばれたことはウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)からの情報で知ったという。

 カイ氏は、自社が「米国に害を及ぼすことをする意図はない」と述べ、自社の疑いを晴らす機会を持ちたいと述べた。米政府がその懸念を明らかにし、「何が起きたか」について開かれた対話がなされることを期待しているという。

 サンディア、エネルギー省、変圧器を購入した電力会社はいずれも質問への回答を控えた。別の関係者らによると、連邦当局が変圧器を押収したのはおそらく、離れた敵がこの電気装置を使って監視をしたり、命令で使用不能にしたりできるなど、悪意ある能力を隠し持っているからだ。だがそうした人々は、そのような改変が見つかったかどうかは分からないとしている。

 エネルギー長官のダン・ブルイエット氏は今月、大統領令に言及し、変圧器のセキュリティーに関する懸念を表明したが、詳細は明らかにしなかった。大統領令により長官は、国防当局幹部らと相談の上、問題ある装置を米国の送電系統に設置するのを防ぐことができる。また、既に導入されている装置を有害だとみなした場合には取り除くことが可能だ。

https://jp.wsj.com/articles/SB10034906928480403467804586411051674944720

1001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku

米国は中国からの攻撃を本気で警戒しているけれど、まだ第三次世界大戦ってほど緊張はしていない感じだお。
yaruo_asehanashi

 準備はしているけれど本当にやるかどうかは疑問。

 まだそこまではって雰囲気だな。
 暫くこういった貿易絡みの対応が増えていきそうだが、経済対策でどんどんお金が供給されているし株価には大きな影響が出ないかもな。

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Source: ギャンブル1