【為替相場】週明け、株価はわずかに下落しドル安でスタート　EU首脳会議の難航報道も

2020年07月20日07時05分取得：

やる夫今日のポイント：

新型コロナウイルスの悪材料及び各国の経済対策に注意

→米国死者数が１４万人を突破、半年でインフルエンザ年間死者数（猛威を振るった年）の倍以上の数字に

→トランプ政権は州政府のコロナ対策費用の追加的支援に難色（関係者）

→EU首脳会議は復興基金巡り難航、補助金部分を４０００億ユーロ引き下げ提案

→経済対策と感染者数・死者数影響で今週も綱引き

→今週も主要米国企業決算が多いため、そちらの情報にも注意

対中問題

→英国も香港と結んでいる犯罪人引き渡し条約を停止する可能性

BLM関連

→ディズニーもフェイスブックへの広告支出を大幅削減との報道

米大統領選

→バイデン氏がリードを広げているとの報道

０８時５０分より日）日銀金融政策決定会合、６月貿易統計

　おはようございますお。

　週末、トランプ政権は州政府が求める追加支援にたいして難色を示しているとの報道だお。

　これにより株価の上値は重くなる可能性があるかと。

　ただこちらも関係者発言なので、実際どのような動きになるかはまだ不明だお。

参考ソース：トランプ政権、州政府コロナ対策費用の追加的支援に難色－関係者

　米国大統領選予想ではバイデン氏がさらにリードを広げているとの報道だお。

　メディア発表が疑わしいとの声もあるけれど、米国では既にコロナによる死者が１４万人を突破。

　それに対しトランプ大統領は「感染しても多くの人は『鼻がぐずぐず』する程度だ」と発言。

　また感染者が増えているのは検査数を増やしているからだとし、そうした米国の対応を「世界中がうらやんでいる」と語ったとのこと。

　個人的な感情論だけれど、身内に不幸があった状況でこんな発言をされたならば支持は出来ないと思うし支持率が本当に低下していてもおかしくないと思うお。

　米国民主党的発想と言われた事もあるけれど、個人的には米大統領が誰になっても関係なく日本に得があれば問題がないお。

　また相場にどう影響があるのかよく考える必要があるためだお。

関連記事：【新型コロナ】米死者14万人突破－フロリダ州「手に負えない」状況

　EU首脳会議では復興基金を巡って議論が難航しているとのこと。

　EUのミシェル大統領は復興基金の補助金を４０００億ユーロ（約４８兆９０００億円）引き下げることを新たに提案したと言われているお。

　これによりユロルは少し上値が重くなっているようだお。

関連記事：ＥＵの新提案は補助金を4000億ユーロに減額－意見一致の兆候なし

　今週も主要な米国企業決算が多い週だお。

参考ソース：ＥＵの新提案は補助金を4000億ユーロに減額－意見一致の兆候なし

　米国時間では株価、為替の動きともに注意が必要だお。

　マイナス材料は多いものの、今週も悪材料と経済対策とで綱引きかなと思われるお。

　原油価格は４０ドル台、金価格は１８０９ドルでの推移だお。