【為替相場】米国の経済指標やFRBの追加緩和で雰囲気一変株高に　通貨は微妙な動き

2020年06月16日06時55分取得：

やる夫今日のポイント：

新型コロナウイルス関連の材料及び各国の経済対策に注意

→第二波警戒で株安ムードが広がるも米国指標やFRB追加緩和で雰囲気一変、株高・原油高に

→タカ派の景気回復期待買いとの噂も

→カブラン・ダラス連銀総裁は「FRBは危機に対応するためにMMTの一部を実施した」と発言

→FRBは中小企業向け融資プログラム・社債の広範な買い入れを開始

→YCCに関してFRBメンバーから慎重目線な意見、但し最終的な手段ではないとも

→米アトランタ連銀総裁は「追加的な財政支援が必要」と述べる、再びジャブジャブムードか

→米ダラス連銀総裁は「FRBは大規模緩和政策を長期にわたり実施」と述べる

→ムニューシン財務長官は「第二波が起きたとしても再ロックダウンはしない」と述べているが、専門家からは社会的距離がなければ再度都市封鎖に追い込まれる可能性もとの指摘

米中関係

→双方依存を減らしつつ活動中、ハワイでの高官会談待ち

米国デモ

→今のところ解決の目途が立ったという報道は出ておらず

１０時３０分より豪）準備銀行金融政策会合議事要旨、１－３月期四半期住宅価格指数

１５時００分より独）５月消費者物価指数、卸売物価指数

１５時００分より英）５月失業保険申請件数、失業率

１８時００分より独）６月ZEW景況感調査

１８時００分より欧）６月ZEW景況感調査

２１時３０分より米）５月小売売上高

２２時１５分より米）５月鉱工業生産

２３時００分より米）パウエルFRB議長発言（YCCに関しての言及に注意か）

未定より日）日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表

阿）休場

　おはようございますお。

　週末～昨日朝にかけて第二波懸念で大幅な株安が起きていたものの、１５日の米国指標（NY製造業景況指数が大幅上昇）、FRBの追加緩和、米国要人の発言により再び市場はジャブジャブムードの様相だお。

　のどちらになるかだけれど、今のところ無理やりでも続ける姿勢が強そうだお。

　またタカ派の景気回復期待買いがトリガーになったという報道も出ているお。

　（確かに何が何でも米株は上がる（上げる）という思惑は感じるお）

　米中関係に関しては今のところ新たな材料無し。

　ハワイでの高官会談待ちだお。

　ブレグジットに関してはジョンソン英首相がEU首脳とビデオ会議を開き、離脱後の通商協定を合意に導くため２ヶ月にわたり集中協議とのこと。

　今のところこちらも新たな材料は無しだお。

　本日は２３時よりパウエルFRB議長発言が控えているお。

　こちらではYCCに関する質問がほぼ間違いなく出るため、FRBが今後どのような対応を検討しているかに注目が集まっているお。