【為替相場】株価、ドル円の下げは一服　新型コロナウイルスのリスク根強い

2020年4月14日06時29分取得：

やる夫今日のポイント：

新型コロナウイルス関連の悪材料、各国政府（特に米国）の経済対策に注意

→米国でピークを迎えるとの報道も感染者数、死者数増加ペースは未だ衰えず、今後の報道注意

→特に報道によるムードだけでなく実際の数字を見ておいた方が安心

→世界の感染者数、死者数はこちら：https://www.worldometers.info/coronavirus/

原油は減産合意も供給過剰は継続、再び２２ドル台へ

→ただし２０ドル台の壁も厚いので、安易なショートは禁物

サンダース氏がバイデン氏支持を表明

→大統領選は相場に影響するため大きなメディアが報道する予想には注意

イタリアは感染者数の増加が４月７日以来最小

→ただし死者数は増加しているため５月３日までロックダウンを延長とのこと

フランスも新型ウイルスによる死者が５７４人増加

→５月１日までロックダウンを延長

トヨタは欧州工場の一部で生産を再開

未定より中）３月貿易収支

　おはようございますお。

　ジワジワ下げていた株価は一旦落ち着き、ドル円も１０７円台後半まで戻しているお。

　一部報道では米国感染者数・死者数ピークで楽観視という報道があるものの、いまだ感染者数・死者数共に非常に多い状況。（特に米国要人は強気発言をする事が多いお）

参考ソース：ＮＹ州、新型コロナの「最悪期脱しつつある」　死者数鈍化＝知事

　欧州でもロックダウンを延長するなどの対応が取られているため、米国でも経済回復のタイミングが遅れる可能性は十分にあるお。

　金価格は大幅上昇して一時１７２０ドルをつけているので本当に要注意。

　円高も進みかねないお。

　米国財政赤字は過去最悪の３．８兆ドル、対GDP比の１８．７％とのこと。

　なりふり構わぬ経済対策を行ってきた米国だけれど、これは段々不味くなってきているとは思うお。

参考ソース：米財政赤字、過去最悪の3.8兆ドルに　対ＧＤＰ比18.7％＝超党派組織

　原油価格戦争は一旦終結。

　OPECプラスが減産で合意を行ったものの、供給過剰な状況は変わらずだお。

　上値はかなり抑えられた状況が続きそうなので、安易なロング・ショート共に難しい状況だと思われるお。

　一応サウジアラビアは必要であればさらに減産する用意があるとのこと。

　GS社が米国株は安値をつける可能性は低いと述べたお。

　ただこの発言は顧客に株買いを推しているところからも来ていると思われるので、どこまで信用していいかは疑問だお。