【為替相場】ドル売りが進み大きく円高　１ドル１０６．８円台再び　ダウは反発、ナスは反落　金・原油が強い

2020年07月22日07時08分取得：

やる夫今日のポイント：

新型コロナウイルス関連材料及び各国の経済対策に注意

→フロリダ州での新規入院患者が最多、医療供給体制に不安は残るも経済再開への動きはそれほど変わっておらず

→ムニューシン米財務長官は「追加景気対策の来週末までの合意を目指す。かなりの進展がある。」と発言、株価上昇に期待（ただし一部が失効する前に議会を通過しない恐れも）、またドル売り警戒

→米共和党案は現金給付と中小企業向け追加融資

→EUは復興基金の合意で安心感

対中問題

→米政府は中国のハッカーに対して批判を強める

米大統領選に関して

→バイデン氏は不動産課税で７７５０億ドル確保案を提案、ケアに充当させると発表

２１時３０分より加）６月消費者物価指数

２２時１５分より欧）ラガルドECB総裁発言

２３時００分より米）６月中古住宅販売件数

　おはようございますお。

　２１日は原油と金が大きな伸び。

　米国では追加経済対策が期待されており、こちらが問題なく通れば株価もさらに上昇する可能性があるお。

関連記事：【米国市況】株上昇、追加経済対策を懸念し終盤失速－ユーロ続伸

　ただそれに応じてドル売りも加速し１ドル１０６．８円となっているお。

　さらなる円高が警戒されるものの、今まで１０６．７円付近では反発していたので僕は一応ここからロング。

　抵抗線を割って下げるようなら損切だお。

　金・原油はロング中で利確ラインを押し上げながらホールドしているお。

　米大統領選ではバイデン氏が不動産課税を強めるとの発言。

　そちらで確保した資金をケアに充てるとのことだお。

　米国では感染者数・死者数共にかなりの数になっているので、これは支持を集めそうな予感もするお。（２２日の死者は再び１０００人超え。良くない数字だお。以前管理人が複数の州でICU使用率が１００％になった事に言及していたけれど、それによって今後死者がさらに増える懸念もあるお。）

参考ソース：https://www.worldometers.info/coronavirus/

　米国はさらに中国に対して批判を強めているお。

　２１日は米司法当局が、中国は複数の企業から新型コロナウイルスに関する「テラバイト単位」の大量のデータを盗み出したと発表。

　英国やドイツ、日本も被害にあったとのことだお。

　真偽はまだ不明だけれど、今後さらに対中問題は大きくなっていく可能性があるお。

　コカ・コーラ社は３０％の減益とのこと。

　ただ株価は上昇しており、個人的な意見だと「３０％の減益で収まったのはむしろマシだった」と思えるお。

　今後景気回復に伴い需要は緩やかにだけれど回復するのかも。

　ただこちらも回復速度は緩やかだと思われるので（場合によっては経済対策を強行したことによる死者数増加で急落する可能性も）今すぐにコカ・コーラ社の株を買うべきかどうかは悩みどころだお。

関連記事：【経済】米コカ・コーラ3割減益　4～6月、コロナで外食需要減